2005年07月10日
●宇宙戦争
雲ひとつない晴天に包まれた、アメリカ東部のある町に異変は突然起こった。上空で発生した激しい稲光の一つは地上にまで達し、その下で巨大な何かが大地を震わせうごめき始めた。そこに居合わせたレイ(トム・クルーズ)は、この常識では考えられない現象に直面し、恐怖に怯える人々と共に状況を見守る。そして人類が体験したことのない異星人の襲撃が目前で始まった。侵略者が操る”トライポッド”が地底よりその巨大な姿を現し、地球侵略を開始したのだ。何とか家にたどり着いたレイは、テレビのニュースで世界16カ国が同時に襲われたことを知る。レイは息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)と娘レイチェル(ダコタ・ファニング)を連れ、安全と思われる土地へと逃げる準備をする。 侵略者を前に戦う術を持たない人間たちは、今、世界のいたるところで難民と化していく。そして極限の恐怖は瞬く間に全世界に広がり、地球はかつての支配者を追い詰めていった。 愛するものが消えていくとき、人類に残されたのは愛と勇気だけだった・・・。
ダメです。消化不良でした。
突然始まり、何の説明もされないまま進行する宇宙人の侵略。宇宙人のやる事なんて、そりゃ訳わかんないです。そして、圧倒的な力の前に逃げ惑う人々。物語は逃げ惑う一般人であるレイの視点で展開されていきます。
ジャンルとしてはパニック映画になるんでしょう。たしかにドキドキです。映像も音響も凄い。
ただ、100万年前から侵略の下準備をして、赤い花まで展開してあのラストはないでしょ。オチ自体は問題ないです。もう少しオチへのもって行き方がなんとかならないかと。
今度、H・G・ウェルズの原作を読んでみよう。