2005年07月18日
●宇宙戦争
天空に赤く輝く神秘の星、火星。その表面で、ある夜、無数の爆発が観測された。それから6年後、イギリス各地に、夜空を切り裂いて緑色に輝く流星群が降りそそいだ。当初、隕石と思われた謎の物体のなかから、やがて驚くべき姿の生物と巨大なマシーンが出現!人々を焼きつくし、次々に村や街を破壊してゆく。その圧倒的な力の前に、人類はなすすべもなかった…SF史上に燦然と輝く不朽の名作、待望の新訳決定版登場。
休みで時間があったので、早々に原作を買ってきました。
色々な出版社から出てるんですが、何となく馴染みのハヤカワ文庫を選択。後でamazonの評価を見たら翻訳の出来がイマイチだとか…。まぁ原版を読む事はないので、わからないんですが。
不朽の名作と呼ばれるだけあって、面白いです。ちゃんと戦争もしてます。地球人も必死なら、宇宙人も必死。古典なだけあって、SFとしてはツッコミ所が随所にあるものの、19世紀という時代背景のおかげで、さほど気になりません。一種のスチームパンク?映画も現代に置き換えずに、19世紀の設定でやった方が良かったんじゃなかろうか。どうせ近代兵器で戦闘とか主題じゃないんだし。
原作読んでから映画を思い返すと、原作から色々なシーンやガジェットを抜き出して再構成されてます。違和感なく馴染んでる物もあれば、そうでない物もあったり。この辺の違和感が映画版の納得のいかなさかなぁ。
Posted by rambler at 2005年07月18日 11:16
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